オレム(1971)はヘンダーソンのニード理論と似たような看護論を提唱している
そもそもセルフケアとは…
個人が生命、健康、および安寧を維持するために自分自身で開始し、遂行する諸活動の実践
という意味です。難解ですね
つまり、トイレとか食事とかTVのチャンネルを操作するとか、普段自分が自分のために行っている動作のことと考えてもらえたらいいと思います。
オレムは、この「セルフケア」が少しでも病気や障害などにより破綻したら、看護師はその出来なくなった部分を支援しなさい!ってことを理論化しています。
オレムの考える看護とは
セルフケアの遂行上の制限を補完ないし克服することによって、健康の維持、疾患および廃疾の予防。
生命過程の回復または維持すること。
看護とは、日々の生活の中で生じる特定の要求を充足するものであるという点で、
社会におけるヒューマンサービスである。
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